2007年9月19日水曜日

ハセツネへの道 ~プロローグ~



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ハセツネ:長谷川恒夫CUPのこと。
 東京都山岳連盟連盟が主催する国内最高峰の日本山岳耐久レース。
 10時間以内で完走したら、一線級のアスリートと言われている。
(参考)http://www.hasetsune.com/
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勢いだけでエントリーしてしまった。
「定員オーバーです。また次回お願いします。」
という返事を半分期待していたのに、
幸か不幸か、滑り込みでエントリーが受付けられたらしい。
こうなったら、本気でチャレンジするしかない。

このレースにチャレンジする意義はふたつある。
ひとつは、競争とはまったく無縁な登山(山スキー、沢登り)
という遊びを日頃やっている自分の体力が、
じつはどの程度のものなのかを他人と比べて知るため。
そしてもうひとつは、
山スキーという過酷なスポーツを今冬も行うのに備えて、
自分自身の体力アップのこれ以上はない契機として。
そのふたつ以外には何もない。

たぶん、標準的な人間より体力はある方だと思う。
小中高をとおして野球で培ってきたカラダにすこしは自信がある。
学生時代には40キロ超の荷物を担いで雪山を這いずり回ったし、
いまでも20キロの荷物を担いで激ヤブを漕いだりしている。
何の根拠もないけれど、
勢いと自惚れと無知故の無謀さで、
ハセツネ杯12時間以内で完走という目標をセッティングした。

残り1ヶ月。
その目標に向かってやれるだけのことをやる。それしかない。

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