2007年8月20日月曜日

沖縄3日目(8月15日)



5時半起床。すこし寝坊したけど今日も早起きだ。
ファミマで朝ご飯の買い出しをしてから座喜味城跡に向かう。
おじぃおばぁの会合の脇をとおり誰もいない早朝の城(ぐすく)へ。
海と空を見ながら食べるおにぎりは最高に美味しかった。

さて、今日はダイビングの日。
嘉手納にあるダイバーズハウスにはすでに何人かが集まっていた。
ぼくはダイビングはまったく初めての体験だが、
ヨメは多少嗜みがあって前から熱心に誘われていた。
6年ぶりのダイビングだという彼女は、
細かいことを忘れていないか心配だと朝から緊張していた。

昨日まで波が出ていたので心配していたが、
予定どおり慶良間諸島に行くことが決まりほっとした。
天気は絶好の晴れ。
船は快調に島を目指した。
















最初のポイントでは、
体慣らしのためにスノーケリングのみ。
次のポイントでとうとう初めてのダイビングだ。
ロープにつかまりながら慎重に耳抜きを繰り返し、
5,6メートルほど潜っていることを認識した瞬間、
マウスを離したらオレどうなるんだろう……
という考えが頭の中をよぎり、
軽いパニック状態になった。
必死にもがいて、
おぼれながら水面に戻るイメージさえ浮かんだが、
なんとか持ちこたえて呼吸を整えることができた。
あとは知らないうちに海と一体になっていた。






最後のポイントでも潜ることにした。
登山で見る自然とはまったく違う世界が海の中にはあった。
サンゴやイソギンチャクと共生している小さな生き物たちに、
ただただ見とれてストレートに感動した。


あっという間に夕方になっていた。
時間が流れていることを今日ほど感じなかった日はない。
海と空を一日中眺め、風に一日中当たっていると、
いろんなことが気にならなくなっていた。
腹が減ってメシを食べるとき以外は、
日が昇ってから落ちるまでぜんぶおんなじ一日だと思った。


いままで頑なにヤマの世界から離れようとせず、
ウミの遊びをどこかバカにしてきたぼくを、
懲りもせずあきらめず、
ウミに連れてきてくれたヨメに今日は感謝したい。
すてきな世界に連れてきてくれてほんとうにありがとう。


2 件のコメント:

Justin さんのコメント...

だから海はイイ!!

がみ さんのコメント...

今週末は山に行きます(笑)